こころ感じる聚楽の旅 ことのはvol.18
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8洋食だけでなく、寿司コーナーや料亭風の客席などもあり、上流階級といわれる方々へのニーズにも対応しておりました。浅草店以外にも須田町食堂雷門店や浅草楽天地(現:花やしき)なども運営しておりましたが2年後の12月大東亜戦争が勃発、徐々に華やかさも失われてしまいました。建設時の様子や浅草楽天地の営業など、当時の映像が残っております。戦前の東京、映画に演劇娯楽の中心は浅草でした。若者が行き交うにぎやかな街にハイカラな洋食の看板を掲げて須田町食堂浅草店として開店いたしました。大正14年(1925)開店「浅草聚楽」

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