こころ感じる聚楽の旅 ことのはvol.13
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祓はらえたまえ、清めたまえ182現在の回る高麗犬は3代目だそう。1854年に奉納された2代目は雨風にさらされ、願懸けのために頻繁に回されたため損傷が激しく、1995年より拝殿の中に安置されています。そしてこの2代目の高麗犬は新潟市有形文化財第1号に指定されていて2017年に新潟北前船寄港地船主集落の日本遺産構成文化財に指定されました。きつね様の麻ひも稲荷神社なのに高麗犬!?と思ったそこのあなた、にっこり笑顔のきつね様の足に願い事を書いた麻ひもを結ぶと叶えてくれますよ。神様のお使いであるきつね様が麻ひもで足を止められている風習はなんだか珍しいですね。回る願懸け高麗犬神仏でなく日本で唯一高麗犬を回して願懸けする願懸け高麗犬。昔、花街の女性たちが船乗りとの別れを惜しみ、港から出て行かないようにと高麗犬を回して西の方角にその頭を向け荒天祈願をしたといわれています。現在では老若男女問わず様々な願いを持つ人がここにきて願懸けをされています。日本国内にあふれる「パワースポット」。日常から解放されて癒されたい、心身を浄化したい…。そんな時に訪れるだけでなんだかすっきりした気持ちになれるはず。パワーみなぎるスポットで、たくさんの良い気を取り込んで、あなたの運気も上昇中!?powerpower男性は向かって左、女性は右クルクル願い事はヒ・ミ・ツ新潟県・湊みなと稲いなり荷神じんじゃ社で

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